アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
21
-
「へー、お兄さん初めてなんだ…」
「う、うん…αだからって勉強しかしてこなかった…」
(全然ガリ勉な感じしないのに…むしろ、イケメンじゃん。さすがαだよね。)
「大丈夫。もっと自由に生きなよ。我慢してたってつまらないじゃん?」
「だよね。キス、していい?」
「ごめんね。キスは誰ともしないって決めてるんだ。」
家を出てから一週間が経つ。
最初はお小遣い程度で始めたこのバイト。
Ωには働く場所なんて無いって思ってた綾人。だが、このバイトを見つけてからそう思わなくなった。
この一週間で何人のαに犯されただろうか。わからない。そんなことどうでもよかった。
ただ、全てを忘れてしまいたかった。
「凄い…濡れてる。挿れていい?」
よく見えるように尻を向け自分で窄まりを広げる。
「ん…早く挿れて?あぁ!んっ…いいよ…凄く…いいっ!」
「きっつい…大丈夫?」
「う、ん…はぅ…そこ、ぁ、いい…もっと…ぁあ!んっ、イく…もう、イく…あっ、んっんんっ!!」
「ご、ごめん。僕も…っ!」
思った以上にすぐに達してしまった。
(もしかしたら発情期来てる?まぁ、いいや。)
「もう一回やろ?」
「え?う、うん。」
あの後、何回やったかわからない。
後半はお互いバテていた。
「お兄さんさ、僕じゃなくて俺にした方がいいよ。」
「え?何で?」
「だって、こんなに顔かっこいいのに一人称が僕とか萎えちゃうもん。」
「そ、そっか…これからは俺にするね。」
(口調変えて、無理に笑顔作って、数え切れないほどのαに犯されて…見た目だけじゃなくて体の芯から…心から変わっていく。でも、俺にはこの生き方しかないんだ。ただのΩ。勉強ができてもΩはΩなんだ…。)
「また来るね…」
「うん、ばいばい。」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
22 / 91