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目を覚ますと見慣れない天井だった。
(ここは…病院?)
「あぁ、やっと目覚ました。お前、二日間も眠ってたんだぞ。」
「そ、そんなことより綾人…!綾人は?!」
友人の肩を掴んで必死になって聞いた。
「落ち着け、俺も少し調べたんだ。詳しくは分からないが、Ωしか働けない店があるらしい。そこにいる可能性が高い。」
優はそこに行こうと、ベットから起き上がった。
「馬鹿!動くなよ!お前まだ、体調万全じゃないんだろ?!」
「でも、今…今行かないと綾人が!」
「おい!優!」
頬を打たれ我に返る。
「体調がまた崩れて、小瀬のこと助けられなかったら意味無いだろ?!まずは、お前の体調を第一にしろ!優がいなくなったら本当に小瀬はひとりになるぞ!いいのか?!」
「いやだ…綾人のこと、ひとりにしたくない…」
「大丈夫。そんなに話したことないけど、優の大切なやつなんだろ?俺も小瀬の事は探すから。とりあえず、体調治せ。」
「うん、ありがとう…。」
そう言って優は再び目を瞑った。
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