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体がすごくだるかった。
きっと、昨日のが響いてるのだろう。
「綾人!」
肩に乗せられた手を思いっきり振り払ってしまった。
「ご、ごめん。」
「俺もごめん…嫌だった?」
「嫌じゃない。嫌じゃないんだけど…」
触れられたところからじわじわと熱が広がっていく。
立ってられない。
「おいおいマジかよ。こんなところで発情期とか。」
「匂いやべぇ。」
周りにいるβがこちらを見ながらなにか呟いている。
「綾人…掴まって。」
かつがれながら、誰もいない部屋へと連れてかれた。
「ゆ、う…何で?…やだ。なんで…」
あれだけ抑制剤を飲んだのに。あんなに優を求めたのに…熱は収まってくれそうになかった。
病院に連れてかれ、点滴を打った。
同室にいるのは危険だと判断されたのか、優は別室に連れていかれた。
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