アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
52
-
今日、優は行事の仕事を頼まれたらしくひとりで帰ってと言われた。
でも、待つことにした。外は寒い。
手がかじかんで指先の感覚はほぼ無かった。
少し窓に目をやると優がいた。
隣には小宮がいる。
胸が少し痛んだ。
まただ。またこの胸の痛み。
チクリとした胸の痛みに、手を当てた。
(早く優に会いたい。)
そんなことを思いながら突き刺さるような寒さの中、待ち続けた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
53 / 91