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終
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「綾人…起きてる…?」
「起きてませんね。爆睡です。」
目覚めると、体は綺麗になってきて服を身にまとっていた。
「優、鏡二個取って。」
「二個?」
渡された二つの鏡を器用に使い、項を見る。
何度も何度も噛まれた跡が残っていた。
(あぁ、番の契約ってこんな簡単なんだな。)
「痛い?」
「いや、痛くない。」
そっと項を触る。
そこだけまだ熱を帯びているような気がした。
カーテンの隙間から漏れる朝日が眩しい。
「綾人、綺麗。」
「馬鹿か。」
後ろから抱き締められる。苦しい程に。
「綾人、大好き。」
「俺も…」
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