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「岡崎先生おはようございます」
次々と入ってくる生徒達と挨拶をかわす翔くんは先生の中で1番イケメンでモテる先生だ。
だから、翔くんが笑うだけで、女子はうるさくなる。
「おはようございます」
僕はいつもどうり、何故か男子に囲まれて歩く。囲まれるって言っても、5人くらいだけど。
中学生の時から何故か、周りは男子ばっかりで、告白されて付き合っても何故かデートする時は偶然、何人かと会って、一緒に遊ぶっていう流れになってしまっていた。まあ別に楽しかったから、いいんだけど。
「夏樹なんかいい事あったん?」
「えっ?何で...?」
「何か、嬉しそうに笑ってたからさ」
話しかけてきたのは、この中でも一番仲良しの俊だった。
学校の中で、2番くらいにイケメンだって言われてたような...まぁどうでもいいんだけどね。
「別に、なんでもないよ」
「夏樹、昼休み保健室においで」
何故かいつの間にか、背後に立っていた翔くんに抱き寄せられ頭を撫でられる。
「ここ学校!何してんの」
「愛があれば、場所なんて関係ない。さぁ、保健室に行って俺と遊ぼう。」
「いや。僕は、先生と遊ぶ時間なんてない!授業受けるの!」
いつの間にか出来ていた隙間から抜け出し、あっかんべーをしてから、教室に向かった。
遅刻ギリギリセーフで席に付く。ドアを開けた瞬間、みんなから見られたのは、いつものことなので、もう気にしない。
昼休みになって、翔くんの元へ行く。別に行きたいわけでもないけど。僕のお弁当かあるから。
「なつきぃ好きだよ。なつきは?」
保健室に行くとご飯を食べ終わるまで、膝の上に乗せられ、後ろから抱きしめられる。
恥ずかしくて、質問に答えられないから、ずっと黙ってご飯を食べていたけど
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