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おかえり
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目を覚ますと、目の前には翔くんがいた。寝てからそんなに時間は経ってないはずなのに、ここにいる翔くん。
ついに僕の夢までに出てくるようになったのかな…と思ったけど。抱き枕を貰ったことを思い出す。でも、肌の感触とか全部本物としか思えない。
翔くんの匂いがふわっと漂う。爽やかで大好きな香り。だから、つい抱きしめて首元に顔を渦くめていた。
「可愛すぎ...やばい...寝れない...」
声が聞こえて、上を向くと翔くんと目が合う。抱き枕じゃないよね。目が合うってどんな抱き枕なのってなるけど。これは抱き枕じゃないから大丈夫。
「翔くん帰ってきてたの?仕事は?」
「夏樹に早く会いたかったから...帰ってきちゃった」
無邪気に笑う翔くんを見て困った人だなと思う。他の人に迷惑はかけていないと思うけど。僕に会いたいって理由で飛んでくる翔くんは変わり者だと思う。
「硬いの当たってるんだけど」
「あっ、ごめん。でもでも、夏樹が可愛すぎるのが悪い!」
男2人で入るベットは結構狭い。だから、落ちないように真ん中によってしまう。布団の中では脚が絡まったり、してしまう。だから、翔くんのが当たってしまう。
僕のせいだって言うけど、それはないなと思う。だけど、帰ってきてくれて嬉しいから黙っておく。
「帰ってきてくれてありがと。寂しかった」
翔くんの嬉しそうな顔を見てたら瞼が重くなってきた。
「寝ていいよ。おやすみ」
「おやすみ」
目を閉じると翔くんが暴れてるのかベットが音を立てる。うるさいなと思ったけど、注意するのものめんどくさくなって、寝てしまった。
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