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隣のクラスの神城くん
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「隣のクラスと合同で文化祭を成功させよう!」
クラスの委員長が発した言葉。
それに賛同するように乗るクラスメイト。
そして、
「よっしゃ!やるぜみんな!」
クラスの中心にいる。
俺、神崎。
「今日の放課後、隣のクラスと出し物を決めるのでSHRが終わってもどこかに行かないように!」
「はーい」
文化祭。
学生がお祭り騒ぎになれる特別な日。
俺は文化祭が大好きだ。
「お前ら文化祭だからって羽目を外し過ぎるなよ〜特に神崎!!」
少し羽目を外したくらいじゃ先生達も何も言わない。
普段から羽目を外して目をつけられてる俺は別みたいだが。
「わかってますって〜梅ちゃん先生ー!」
「ちゃん付けはやめろ!」
梅ちゃん先生ことこのクラスの担任梅田先生は、俺という問題児を抱えるご立派な教師だ。
無愛想でいつもぶすっとしているが実は優しいツンデレな先生で、怒る時は怒るがだいたい許してくれる。
「じゃあお前ら掃除いけよ〜。」
6時限目の終わりを告げるチャイムと同時に梅ちゃんが生徒にいう。
掃除が終わればSHR。
それが終われば出し物決めだ。
俺はワクワクしながら6限の礼をする。
「神崎〜掃除行こうぜ〜。」
俺を誘ってきたのは篠山。
2年になってから友達になった。
見た目ものすごくチャラいがとってもイイヤツだ。
「おー!」
篠山に返事をして教室を出た。
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