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隣のクラスの神城くん
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「んっ…ふ、、、っ、、、」
自分でもなんで神城にキスしたのかわからなかった。
だだ、キスしたくなった。
それだけだった。
「んぁ…や、、、い、や…。」
神城の小さい口に自分の舌を入れる。
強引に中で絡める。
頭がふわふわしてくらくらする。
「神城…。」
唇を離して神城を見る。
キスだけで溶けてしまいそうな顔をした神城。
俺のドキドキは止まらない。
頭が回らないのか抵抗しない神城を自分の方に引き寄せ、ベッドに押し倒す。
「や、、、かん、ざき…くん……やだ…や、めて。」
神城の熱い吐息が漏れる。
俺は神城の白い首にキスを落とす。
「や、、、やだ!」
神城の細い腕が俺の体に叩きつけられる。
弱々しいが背中にドンピシャして俺は悲鳴をあげる。
「いっ!!!!」
「あっ、ごめんなさい…。」
動かした腕が丁度背中に当たったのに気がついたのか神城は、下を向いて呻く俺の顔をのぞき込む。
「だ、大丈夫?」
痛みで何も言えない俺の背中をゆっくり優しく摩ってくれる。
「大丈夫…ありが……。」
顔をあげると優しく微笑んだ神城の顔があった。
自分のしたことが恥ずかしくなり俺はまた下を向いた。
きっと、俺、今すげぇダサい……。
「かんざ「見んな…。」」
神城が俺の顔を上げようとするのでその手を掴み神城の頭の上へ押しやる。
「やっ、、、」
キスを恐れているのかぎゅっと目をつぶったまま動かない。
俺は神城の頭をこつんと叩いた。
「悪かった…。」
したくなったとはいえ、急にキスしたのは俺だから悪いのは俺だ。
嫌だと言っていたのに。
「神崎く、、、」
俺の名前を叫ぶ声が聞こえたが、俺は振り返らずに保健室を出た。
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