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助けてくれたのは神崎くん
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神崎くんのパーカーについた火は勢いを増し腕の当たりまで移っていた。
「か、ん…ざき、、、く……。」
はっと何かに気がつくと神崎くんは着ていたパーカーを脱ぎ捨てた。
何故かワイシャツも脱いで手に持つ。
そして、僕の方へ来て僕を力強く抱きしめ、座らせる。
「……っあっ……ひっ、、、」
座ったことで、僕のナカに入っていたアナルビーズの玉がもうひとつ僕のナカに入り込む。
その痛みと怖さに耐えきれず声を上げる。
「今、これ外す。」
アナルビーズが入っていることに気が付いたのか神崎くんは僕を1度寝かせ、手の縄を解こうとしてくれる。
が、かなり固く縛られているらしい。
「…っ……。」
神崎くんの手が震える。
相当力を入れているのだろう。
再び床とお友達になった僕の瞳には信じられない光景が映っていた。
逃げたと思っていた海堂くんが神崎くんが着ていた、まだ火のついているパーカーの周りにガソリンをまいていたのだ。
「か、いど……。」
掠れた僕の声では集中している彼に届くはずもなく海堂くんは丸焦げになって死なないようになと言いたげな表情をしてその場を去った。
「か…ざ、き…く…か、いど、、、が……。」
「…っく…と、れた!!!」
僕の手首の縄を解き、とれたよ!と僕の頬に彼は触れる。
「これも抜くね。」
と、僕の蕾に押し込まれたそれに神崎くんが手をかける。
「ゆっくり抜くから…ちゃんと深呼吸し…ちょ!」
僕は自由になった手を神崎くんの首に回す。
驚いたのか頬を赤らめて神崎くんは言う。
「それじゃ見えないから…。」
僕は急がなければあの火がこの教室の全部に回ると思った。
意外と早いスピードで、火は燃え移っていく。
「ゆ、く…り…じゃ、ない……は、やく……。」
僕は彼の耳元でできる限りの声を出して伝える。
早くしないと本当に死んでしまう。
「えっ、でも。」
「い、、、いから、、、早く…。」
彼は戸惑っていたが僕は催促した。
ここで2人で死ぬか、今僕が我慢して2人で抜けるか。
答えは後者だ。
「いくよ。」
僕は小さく頷く。
正直怖い。
アナルビーズは半分ほど飲み込んでしまっている。
一気に引き抜いたら僕はおかしくなってしまう。
でも、今はそんなこと言っていられない。
早くしなければ2人とも本当に丸焦げになってしまう。
もう、火がすぐそばまで来ている。
「せーのっ「んぁっ、ひ、あぁぁぁぁっ!」」
グプグプグプッ
本当に自分の声かと疑うくらいの高い声と卑猥ないやらしい音が教室に響く。
体がビクビクと反応する。
どうしよう…僕……今ので…。
散々イったおかげで白いものは出なかったが、初めて空イキした。
イった顔を彼に見られてしまった。
「…っ、はぁ、はぁ、はぁ……っく…。」
自然と涙が零れる。
すると神崎くんが僕を抱き上げた。
いわゆるお姫様抱っこだ。
混乱している僕の額にキスを落とし彼は言う。
「逃げるぞ。」
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