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お兄ちゃんと遊ぼうか(意味深)
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「じゃあ、治,中也のことよろしくね。」
太「分かったよ」
にっこりと笑い玄関を閉める。
太「ハァ、、」
溜息が部屋に響き、自分に返ってくる。
せっかくの休日、静かに自殺ができると期待していたのに
2日前に母から弟の世話を任されたのだ
別に子供の世話が嫌なんじゃない。
弟と言っても義理の弟で、すごく最初は気まずいと思っていたんだけど、、、
気まずいならまだ良かったんだけど、、、
中「おい、なんかおかしだせ」
すっごく偉そうで、口の悪い子だったんだよ、、
太「お菓子ばっかり食べてたら大きくならないよぉ?中也く〜ん?」
中「うるせ!子供のあつかいすんな!」
よしよしと頭を撫でればバシッと手を叩かれ怒られる(下から)
ちっちゃいから怒っても全然怖くない。むしろ可愛いくらいだ
顔は女の子みたいで大人しくしていればそこそこ良いのに
それを本人に言えばまた叩かれるだろうから言わないが。
太「はいはい、オレンジジュースとお茶どっちが良い?あぁ中也はおこちゃまだからオレンジジュースか笑」
リビングに行きオレンジジュースとお茶のペットボトルを持って言う。
中「てめ!お茶くらいのめるもん!」
しゃっと私の手からお茶を取り上げた。
太「あ!」
お茶を取り上げた時にキャップが空いてしまいそのまま床に、、、
中「あ、、、」
気づいた時には遅く中也が頭からお茶を頭から被ってしまっていた。
太「あーもぉー!ほらチビ中也、やっぱりおこちゃまじゃないか」
洗面所からタオルを持ってきて床を拭く。
中「、、、だって、、、」
下を向いたままの中也が呟いた
中「だざい、、、が、、お子ちゃま、、って、いうから、、」
え?それだけの事で?
太「ハァ、、、あのねぇ、君冗談って知って、、え?」
中也の方を向くとポロポロと大粒の涙が頬をつたりさっき拭いたばかりの床に落ちていった。
え?泣いてるの?えっ?
いつもデカイ態度でどついてくるクソガキが泣くなんて予想もしていなかった。
子供の泣いている姿を見ては少しばかりだが罪悪感が有る。
太「え、、あ、えっと、、」
とはいえ泣いてる子供をあやす方法は太宰には分からない。
太「中也、、私も少しやり過ぎた様だね。ごめん。」
結局考えに考えたすえ謝罪しか浮かばなかった。
中也の頭を軽くぽんぽんっとし、冷蔵庫から牛乳を取り出しコップに注いだ。
太「ほら中也、もう泣かないで?」
中「グスッ)、、、あ?」
中也に牛乳の入ったコップを渡し「これ飲んで元気出して。大きくなるよ」
と満面の笑みで渡した。
中「テメェェェ!!ふざけてんじゃねー!!」
どうやら気に障った様で必死にベシベシと叩いてくる。
そう太宰は罪悪感はあったものの何時までも泣いている中也が思いの外面白くて意地悪したくなったのだ。
つまり、反省していない
太「ぜんぜーん痛くないよぉー?」
中「ぅ、、しね!いますぐしね!」
涙を流しながら赤くしていた目尻いつの間にか涙は引いていた。
太「ほら、元気になった?」
中「あっ、、、」
こくんっと頷き呆然としていた。
少しばかりの沈黙を破ったのは中也だった。
中「さっきのないてねぇからな、うそなきだ!」
目尻を赤くしてそう言ってるので説得力がない。
太「ヘェ〜泣き虫ちゅうやくん〜」
中「うっせ!!!!ないてないって言ってんだろ!」
はいはい、と言いながら戸棚からお菓子を取り出し机へと運んだ。
さっきまでぎゃんぎゃんと叫び散らしていたが今はもう大人しく椅子に座っていた
机にお菓子を置くとそそくさと中也が手を出しお菓子が次々となくなっていった。
太「君さぁ、、少しは遠慮ってものないの?」
中「ない」
きっぱりと真顔で答えてきた。
いや、、遠慮してよ、、
太「ふーん、そんな事するから友達が出来ないんじゃな〜い?」
中「はぁ!?友達ぐらいいるわ!いるもん!」
またうるさくぎゃんぎゃんと犬のように騒ぎながら言う。
太「え!いるの!?」
驚いたようにすれば「てめぇ!!」と子供ながら睨みつけてくる
こんな目つきの悪いクソ餓鬼に友達がいるのか、、、
友達なんて私ぐらいでいいのに。
柄にもなく独占欲が湧いてくる、そう何故か
太「中也ちょっと遊ばない?」
手に入れるならこの方法しかない。
中「は?なんだよいきなり、、、」
無邪気な子供の顔が脳裏を揺らすがそんなもの気にしない。
太「うーんちょっとしたゲームだよ」
微笑みを浮かべて言う。
今私は、どお映っているんだろうか
何も知らない中也を寝室に連れて行きベットの上に座らせる。
中「ゲームってテレビでやるやつじゃないの?」
太「ん?違うよ」
どうやらテレビゲームかと思ったらしく、あたりをキョロキョロと見渡している。
中「なんだよ、、おもしろくなかったらやめるからな」
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