アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
13
-
「あー!うぜぇ!」
「そうだな」
「うぜぇから午前中は屋上でサボろうぜ」
「サボりてぇけど……」
「あー。蓮さんか。午後出たら大丈夫だろ」
「そうかな」
「そうだよ。ほら!早く行こうぜ!」
「あぁ」
ーーギィ~
屋上に着くと彰が鍵を開けてくれた。
相変わらず手先が器用だ。
「うーん!いい天気だな」
「そうだな」
「ふあ~。ねみぃ……」
「サボるついでに寝るか?」
「うん。寝るから膝貸してー」
さっき助けてもらったし……。仕方ねぇ。
「ほら。来いよ」
「やった!」
ーーサラサラ
膝の上に頭を乗せ寝っ転がってきた彰の頭を撫でてやる。サラサラだな……。
「うーん……。理央の手、気持ちいい」
「そうか」
「お昼になったら起こして」
「分かった」
「おやすみ~……」
「おやすみ」
「スゥ……。スゥ……」
さてと。彰も寝たし暇だな……。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
14 / 37