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仁side
「鈴原くん?聞いてますか?」
「……」
さっきから肩揉みしながら聞いてんのに返事しねぇ。
ーーカクンッ
「おっと……」
危ねぇ……。俺が支えなかったら机に頭ぶつけてたぞ。
いきなりどうしたんだ?
「鈴原くん。大丈夫ですか?」
「……スゥ」
いきなり静かになったと思ったら寝てたのか。
疲れてんのか?取り敢えずソファに移動させねぇと……。
「よっ……。軽っ」
こいつ飯食ってんのか?
すげぇ軽い……。よし、毛布も掛けたしこれで良いか。
「……スゥ……スゥ」
寝顔可愛いな……。
起きねぇし……。撮っても大丈夫か。
ーーカシャッ
保存……と。もう少し寝かせてやるか……。
「ん~……。兄ちゃん大好き……ムニャ」
ーービシッ
可愛すぎだろ。前言撤回。
「悪く思うなよ?俺の前で寝たあげく、可愛い寝言を言ったお前が悪いんだからな?」
さて……、イタズラするか。
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