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「はい、みんな教室に戻って。この事は他言無用。必要以上に騒ぎ立てたら処分するからな」
佐藤真昼が走り去った後、ざわつきだした野次馬達に向かって篝がそう告げると野次馬達は一斉に慌てて自分達の教室へと入っていた。
当然、取り残された俺は唖然としていて。
……嘘を吐くような奴じゃないだなんて。
そんな事を言ってもらえるほど、俺は篝と親しくした覚えは無いし。
確かに、信じてくれと思ってしまった事は事実だけれど…。
篝はフリーズしている俺を見るなり、腕を掴んだかと思うとそのまま歩き出した。
「え……ちょ、何?」
掴まれている腕は何故か熱い。
俺の腕を掴んでいる篝の手は冷たいのに。
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