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面倒だったテスト期間も終わり、待ちに待った土曜日。
今日は、篝とデートに行く日で。
俺は柄にも無く浮き足立っていた。
昨日の夜は中々寝付けず、やっと寝れたと思ったらもう朝で。
今更寝入っても仕方無いし寝坊するのも嫌だったので、のそのそとベッドから出た。
時刻は午前7時。
昨日、篝から電話がきて街中に出るまでに時間が掛かるから少し早めに待ち合わせをしようと言う事になり、9時頃俺の部屋迄迎えに来てくれる手筈になっている。
「んー………とりあえず、シャワー……」
クローゼットから取った下着を持って寝室を出て浴室に行きシャワーを浴びた。
流石にデートに寝癖では行けないので、しっかりと髪を乾かす。
下着だけを纏って、また寝室に戻りクローゼットと睨めっこ。
……デートって何を着ればいいんだろうか。
ハンガーに掛けられた服を見ながら、どれにしようかと悩む。
ラフ過ぎても微妙だし、キメ過ぎるのも如何なものかと頭を悩ませた。
時間はまだあるからと、散々迷った末にチョイスしたのは黒のタンクトップにブルーのグラデーションシャツ、下はダメージ加工されたデニムのスキニーパンツ。
夏だし、少し色があってもいいだろうと1人頷いて着替えを済ませた。
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