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「せっかくなので、俺が開発した下着とバイブも着用で臨みたいと思います!」
翌日、さっそく企画を立てるとユキは朝から慌ただしくあちこちに電話を掛けて人を招集していた。連れてこられたのはとある雑居ビルの中の一室で、AVの制作会社とは思えないほど可愛らしいインテリアでまとめられたオフィスだった。
「うわー、ほんとにミヤビだ」
「うち、儲けのほとんどユキちゃんに持ってかれるけどいいの?もっといいとこあるよ?」
「相手ユキでええの?もっとイケメン揃ってんで?」
昨日見た顔もあったが、今日もまた初対面の人間に囲まれてしまう。
「シャーッ!みやたんの!ご指名なの!しっしっ!勝手に触らないっ!」
「俺、なんか不安になってきた。やっぱもっとイケメンとしようかな」
「ていていていてい!みやたんは俺のやから!誰にもやらん!」
「あはは」
みんな気さくでいい人たちだった。AVの制作現場なんてどんなものかと思っていたけれど、少なくともユキの会社はとても居心地がいい。
話はさくさく決まっていき、ユキが開発したという小道具やら衣装が揃えられ、昼前には撮影場所となるハウススタジオも手配された。
「え、まさか今日もうやっちゃうの?」
「せやでー」
「早くない?」
「こんなもんやで?ぱっぱっぱーっと仕事して、定時退社でいっぱい休む、がうちのモットー。今時こんなホワイトな会社ないでぇ。まぁ、今日は特別早いけど。みやたんが出演する言うたらスタッフ全員集まったし、俺とみやたんの仲やからそんな打ち合わせもいらんし」
「いや、AVって初めてなんだけど」
「ふっふん、そこはこのユキ様がリードするから安心して!カメラマンもプロ使ってるから、上手いこと撮ってくれるから!」
だからといって、ただただカメラの前でセックスすればいいというものでもないと思うのだが、何も言われないので仕方ない。俺はユキとスタッフたちに言われるがままついていく。
「先にパケ写撮っていいっすか?」
「せやね。可愛く撮ってやぁー」
事務所近くのハウススタジオへ連れてこられると、カメラマンは早速カメラの用意をしており、ADらしき子はレフ板や機械もろもろのセッティングをこなしていた。その辺はいつもの撮影と似ている。
「ハイハイ、みやたんはこっちー。これに着替えて、これ入れて。メイクはええか。髪の毛だけ、カチューシャ付けるからちょっとだけ綺麗にしてもらって」
「え、なにこれ」
「なにこれって、衣装。俺は白ネコちゃんで、みやたんが黒ネコちゃん!ほんまは俺が両方やろうと思ってたんやけど、黒ネコちゃんはみやたんのが俄然似合う!」
手渡された品々は圧倒的に布が少なくて、猫耳とアナルビーズの付いた長い尻尾があった。こういうプレイは初めてではない。蓬莱さんにウサギの耳と尻尾をつけられたこともある。あの時はSMバーでの緊縛ショーで、吊るされながら尻尾の生えたアナルに人参を突っ込まれたりしたっけ。
「それにしても......ユキの性癖全開だなこれ......」
「かっわいいやろ!アダルトグッズって大体が女性向けやん?でも、こういうエロ可愛い下着つけたい男も結構おるんやで。ほら、着せたげよか?ほらほら」
ハイネックのタンクトップはシースルー生地で丈は胸の下までしかない。その上から首には鈴つきチョーカーをつける。下は網タイツをガーターで止めて、そして。
「趣味悪」
「ひどっ!エロいやろ!究極にエロいやろ!?俺と同じサイズやから、みやたんもぴったりやと思うで」
性器の形がはっきりと分かる、ぺニスに被せる感じの下着とも呼べない代物だった。ユキに数回扱かれて勃ったところに装着された。尻には布はなく、着心地がすこぶる悪い。
「ほんで尻尾ねー!これ、普通のビーズとかプラグと違うから......ふふ、あとで楽しみにしといてな」
にんまり笑って、ローションを纏わせて挿入された。パール自体も6連で、先端こそ小さめだが根本はそこそこ大きい。
「んっ......これ、結構きつい......」
「うふふ、結構ハードタイプ。んー、ちゃんと解してからやないと最後きついかなー」
「......自分でするから、ユキもつけなよ」
「うん!みやたん、もっと嫌がるかなーと思ったけど、普通やね」
「仕事だし。諦め」
「諦めんと!いやいや、期待しといて。......んっ、はふ......」
「......けど、ユキはこういうの似合うけど、俺は変じゃない?」
「なに言うてん......最高にエロくて可愛い黒ネコちゃんやん」
ユキも俺も準備が整った。ナカのパールがゴツゴツ当たって始まる前から身体がビクビクして、ベッドまで移動するだけで感じてしまう。
「にゃは、いい表情......」
「ユキも、もぉ濡れまくってる」
「武者震いするわ......いっぱい楽しもな」
「もちろん」
スタッフも配置について、二人でカメラの前に向かった。
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