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「あ......っん、ぁ、ぁ......」
「ひ、姫、あのっ」
「大丈夫......きもち、いい......はぁっ」
轟さんの指を受け入れる。たぶん、前立腺もなにも見つけられていない。だから、俺が腰を揺らして気持ちいいところを教えていく。
「轟さん......キスしよ......」
「えっ、えええっ」
「眼鏡じゃま......外していい?」
「い、いや、外すと見えなくて」
「でも、その眼鏡、近視でしょ......近くで見て......今の俺は全部、轟さんのだから」
フレームを手で押さえてガードしているところを半ば無理矢理外してみて驚いた。
「......轟さん、コンタクトにしたら?」
「めっ、目が悪すぎて、目付きが悪いんです、あの、め、眼鏡を返して......」
分厚い眼鏡の奥に隠されていた瞳は切れ長で、確かに凝視しているせいか細められてはいるが、よくよく見ると目鼻立ちがしっかりして格好いい。
「眼鏡は返さない......やっぱりコンタクトもなしね。俺だけが知ってる轟さん......」
目元を隠す轟さんに構わずキスすると、ヒッ、とまた奇声をあげた。
「んー......」
それも飲み込むように口づけて、指をきゅっと締める。
「ひめ、はぁっ、ひめ......!」
「あっ、ぁ、あ、んっ」
指の動きが激しくなる。下手くそな動きも、求められているのが分かるから嬉しい。龍弥に初めて抱かれた時を思い出す。不器用で、でも俺のことをたくさん愛してくれた。目を閉じると龍弥の姿が浮かんでくるから目を開けて。何度も何度も目の前の轟さんを映す。
「轟さん......も、大丈夫......入れていいよ」
「えっ、え、えっと、あの」
「大丈夫、女じゃないんだから、ゴムなくても平気だよ」
男同士でももちろんゴムを付けるべきなのだけど、よもや轟さんが病気持ちとは思えないから構わない。固まる轟さんのズボンの前を寛げて、ダサいトランクスの中からガチガチのモノを取り出す。
「ぅ、わ、わわ......っ」
「ほら、来て......俺のナカ、とろっとろだよ」
足を大きく開いて見せつけ、轟さんのモノを軽く扱きながら誘導して入り口に当たった時だった。
「アッアッ、アァッ......!」
「......え、うそ」
手のひらに広がる温かいもの。轟さんのモノから手を離して見ると、白いとろっとしたのがまとわりついている。
「あっ、ああああああっ、すす、すみません!あの、あのっ」
「あはっ......イっちゃったの。ふふ」
轟さんはわたわたと慌てふためき、両腕で顔を覆って訳のわからないことを叫んでいる。俺は手についた精液をぺろりと舐めて、轟さんの腕を退かせて無理矢理キスした。
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