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「あっ、ん、んっ、ぅんっ......はぁ、ん......」
「姫、ひ、ぁ、あっ、あぁ」
姫お手製の豪華なお節に、初めて見る白みそ仕立ての雑煮を頂き、流れるようにベッドで睦みあった。姫と身体を重ねるのも、もう片手で数えるには足りないほどになった。しかし私は慣れることはなく、姫の艶やかな姿を見るだけで興奮して我慢できなかった。
「だめ、そんな慌てたら、あっ、ぁ」
「ううっ、あっあっ、もうっ、ああっ」
姫に誘われるように挿入して、またしても呆気なく果ててしまった。おまけに果ててしまうとその日はもう復活しない......
「あ、ぁぁ、す、すみませ、また、すみませんっ」
「ほら、だから慌てちゃダメって言ったのに......俺のナカ、そんな気持ちいいの?」
もう居たたまれなさに言葉も発せず、頭を垂れて頷くしかできない。俯くと己の無様な逸物がぬらぬらとテカって下を向いているのが見えて、ますます情けなくなる。
「じゃあ......もっと味わえるようになってね」
「す、すみません......」
「......また、指でシてくれる?」
「は、はい」
柔らかく蕩けるような姫の秘部に指を這わせると、先程自分が放った物でするりと挿入できた。
「ぁ......ん」
私の下で、姫が甘い吐息を溢す。それだけでゾクゾクしてくるというのに、無反応な己の下半身な恨めしい。
「んっ......そこ、そぅ......あっ、ぁ、きもち、い......」
姫が関係を持った男は数知れない。そんな中で、きっと私の愛撫など下手くそも下手くそだろう。とても姫を満足させられるわけがない。けれど姫は優しく、私の拙い愛撫でも感じてくださっていた。
「んっ、もっと、激しくして......あっ、あ、ぁ、それ、あんっ、きもちいい......っ」
手さぐりで二本の指を抽送させていると、姫が手足を私の身体に絡めてきた。実際に挿入しているような態勢はややもすると指がつりそうになるのだが、口付けられながら気持ち良いと何度も囁かれては止めるわけにはいかない。
そのうちに姫は自ら自身のモノに手をかけて上下に動かし始める。絶頂が近いのだろう、姫が教えてくださった前立腺が少し膨らんだ気がして、そこを狙うように指を擦り当てた。
「はぁっ、あっ、ぁ、ぁ、イく、イく、イっちゃう、あっあっあっ轟さん、イく、あぁっ......!」
後孔がきゅっきゅっと締まりビクビクと身体を震わせながら、姫は吐精した。精液で濡れた手のひらを私に向けられ、それを私が綺麗に舐め取るのが恒例になっていた。
「あぁ、姫の蜜が......」
「あふ......気持ち良かったぁ......ふふ」
「姫、あぁ......姫、好きです、心から」
姫はにこりと微笑んで口づけを下さる。胸の奥で疼くこの想いは、どうすれば言葉にして伝えられるのだろうか。
「うん、わかってる。ありがとう......あぁ、だめ、もっと欲しくなっちゃう......」
姫は若い。達してすぐというのに、まだ上を向いた中心を弄びながら私の下腹部に擦り付けている。
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