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最低な煩悩(遥side)
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ああああああああああああ!
最低だ...最悪だ!!
どうしてよりによって自慰行為を
部長に見られなくちゃいけないのか...!
それに、どうして部長がここに居る!?
暫くの間、静寂が訪れる。
静寂を破ったのは部長だった。
「あー、その...悪かったな。
もう24時だから上がっていいぞ...」
バツが悪そうに右手で頭を掻きながら部長が
言う。その言葉に時計を見ると、確かに24時を過ぎていた。
部長は僕が残業になると、一緒に残ってくれる。
そして24時になると、帰宅許可をくれる。
そんなこと分かってたことじゃないか!
僕はどうしてやめなかったんだああああああ!!
「はい...ありがとうございます...すみません...」
僕は急いで自分の手に付着した白濁を拭き取って自分のペニスを仕舞う。
僕の返事を聞いた部長は立ち去ろうとしたのか、ドアノブに手をかけた。
「あの、部長...お見苦しいところを
お見せしてしまってすみませんでした…」
部長の背中にそう言えば、
部長はドアノブに手をかけたまま
「あぁ」とひとことだけ告げて
オフィスを出て行った。
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