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慌てふためく(遥side)
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「どっどうしよう...ぶちょ...え、?」
取り乱してしまった僕はぺちぺちと
ひたすら部長の熱い額を触っていた。
「う、るさい...この程度、なんと、も...」
部長が真っ赤な顔をしながらそう言う。
どこからどう見ても大丈夫には見えない。
「だっだれかあああああ!だれかああああ!」
冷静に考えれば会社の前なのだから、
会社に電話を入れて誰かを呼ぶか
救急車を呼べばいい。
だけど今の僕は完全に取り乱していて、
そこまで考えが至らなかった。
涙目になりながらひたすら叫ぶ。
「はぁ、うるさいわね。」
その声に振り返ると、善人さんが立っていた。
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