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よかったら ~千紘side~
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その後、おしゃべりしながらゆっくりしてたら1時間以上たってしまい、
時刻は19時を回っていた。
「パパぁ。ねむくなってきた。」
陸がそういう。いつも20時には寝かしているからもう眠くなってきてるんだろう。
「そうだな。じゃあ、そろそろ帰るか。
優さんはどうします?これからタクシーとか歩きで帰るなら送っていきますよ?」
俺がきくと、
「えーっと。今、俺家出してて……あの、この辺に泊まれるところ、ネットカフェとかないですかね?」
優さんに聞かれた。
「いえで?」
陸がわからずに聞き返す。
「りく、しー。」
空が人差し指を立てて口元にもっていく所謂しーの合図をした。
「あっ。うっ。」
陸はなんとなく察したのか黙る。
「この辺にホテルとかネットカフェがあるってことはきいたことないですね。」
俺が優さんにいうと、
「そうですか。ありがとうございます。」
と、優さんがお礼を言ってきた。
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