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考え事 ~千紘side~
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誰にしようか考えていると、『トントン』と遠慮がちにドアを叩く音がした。
陸と空にはここは仕事部屋だから、入るときはノックするようにと言ってるが、
こんな遠慮がちではなく、元気の良い感じだ。だからノックしたのは、優さんなのだろう。
「はい」と言ってドアを開けると、
「お風呂あがりました。」とう言って、髪の毛がまだ湿っている優さんがいた。
「髪の毛ドライヤーで乾かせばよかったのに。陸と空が場所を教えてあげなかったんですか?」
陸と空には風邪をひくから必ずドライヤーで乾かすようにと教えていて、二人とも自分でできる。
「ドライヤー自分で使ったことなくって。少し怖くって。」
そういう優さんが可愛く思えた。
「そうなんてすか?でも乾かさないとだめですよ?」
俺か言うと、「でもぉ、」と渋る優さん。
「パパぁ!髪サラサラ!みてみて」とドライヤーで乾かした陸がきた。
「うん、髪乾いてるな。空は?」と陸に聞くと、
「おにぃちゃんは、今乾かしてる」
陸に抱っこをせかされ、抱っこしながらリビングに向かった。
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