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天神狐の魂を持ったヒトの子とその身に契約を宿す子だからきっと解り会えるものもあるはずさ
それに迦楼羅も彼の手助けをすれば役割を果たすことができるだろうね
金狐が天帝様を連れ出して酉と鳴神の両者はなんとも言えない面持ちであった。
「さっきの話どうするの?」
「どうするの、といわれても…。その陰陽師と関わるのは決定事項なんじゃないのか?」
「…神松、天帝の使い竜が態々直接伝えにおりるからきっと決定事項だろうけど、あんまりこの件に関わらせたくないんだけど…絶対厄介事じゃん」
「……。」
厄介事に巻き込まれかねないのはいやだが関わることは決定事項ならどうする事も出来ないのではないかとおもってると
本棚の上にいた筈の猫又がいつのまにか側にきていた
「ねぇ-、いま尾祖松兄さん来てなかった?」
「ああ、来てたよ。でも神松をつれて出ていったけど」
「神松もいたの?通でこの部屋の室内が清浄化されてるわけだ。」
「確かに迦楼羅がいる以上に空気が澄みきってる…。」
指摘されてから図書室内部を見渡せば悪霊も見当たらない有り様だ
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