アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
1※梅殿の君との宴 [1/18]
-
※前置きあり内容変更で1/13→1/17に修正しました。※(3:33)
菅原道真
それが生前の自分の名前だった
そう…だった、なのだ
昔みたいに妖狐が人間に育てられた訳じゃない今の自分は正真正銘の人間だった。
ただその魂が人間の魂よりも強く元が妖狐だった生前の影響で霊的な力が強い事を除いたら変わらない筈なんだ
其なのに生前の前世と現在の己が全く同じ場所に立つとは限らないのに何故だろう
『道を開けろ我らが主様である火雷・天神公様のお帰りだ』
『天神様!』
『道真公!』
『梅の宮公』
わらわらと 妖 悪霊ひっきりなしの面妖な事態を目の当たりに自身は持ち上げられた御輿の中で何故こうなったと考える
「天神様は相変わらず慕われてるね、兄さん」
「嫌な慕われかただ…」
「このまま行けば百鬼夜行も目じゃないかもしれないね」
「百鬼夜行…冗談ではないぞ?生前(妖狐?)ならまだしもわたしは人間だ…百鬼夜行など起こしたら我が主犯にされかねないぞ」
そもそも百鬼の魑魅魍魎を従えながら練り歩く夜行事その主催者が人間とかどうなんだ
霊的なモノも直視できるとしても我は人間ぞ?
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
18 / 43