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紫色の行動。2
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紫
屋上は俺にとって気分転換ができ、綺麗な空を見ることが出来る事が出来る、お気に入りの場所だ。
大体、気分が晴れない時とか、一人になりたい時とかはよく来る。
最近は来ていなかったから、白川の事もあるし、久し振りに来てみた。
なのに………
「なんで、お前がここにいるんだよ……。」
目の前には女なのか男なのか分からない生物が可愛いらしい寝息をたてて気持ちよさそうに寝ていた。
紛れもない、白川本人だ。
日の光に照らされていつもより輝いて見えるさらさらの白髪。
写真で見た丸い大きな瞳は瞼と長い睫毛によって隠されている。
薄く開かれた唇からは夢を見ているのか、甘い吐息が漏れ出ていた。
服は堅苦しいのが嫌なのかネクタイが緩められ、シャツのボタンも第二ボタンまで開けていた。
それより……
気になるのはその下の腹。
寝ている時に良く動く方なのかシャツが捲れて
腹が見えていた。
白い雪のような綺麗な肌。無駄な肉は付いておらず、写真で想像していたものよりかなり細かった。
改めて白川の姿を全体で見る。
写真とは違う感じ方、これは……
「えっろ……。」
もはや、その一言しか出てこなかった。
ごくり、と思わず喉をならす。本能的にこの白い綺麗な生物に所有物だとしめす赤い跡をつけたくなってくる。
一歩、白川に大きく近づく。
一歩進んだせいで白川の直ぐ隣にきた。
俺はそこで座りこむ。
そして思いきって顔を近づける。
目の前には綺麗顔が見えた。
息が顔に当たりあう距離。
ちょっと位いい……よな?
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