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出会い1-9
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【星川 蒼衣】
ーー翌日
朝起きると李玖さんはもういなかった。
あったのは朝ご飯と。
鍵と書き置きと念の為のと交通費5千円と名刺。
書き置きには
おはよう。
身体をは大丈夫?もし辛かったら楽になるまで寝てて構わないからね。もし帰りたかったらタクシー使って帰ってもいいからお金は気にしないで使いな。
あと朝ご飯も作って置いといたから食べれたら食べな?
それとまた何かあったら俺のお店においで。
特別にお金は取らないから名刺置いとくね。
と綺麗な字で書いてあった。
大人の余裕という奴なんだろか。
時間はもう昼の12時を過ぎ13時になりかかろうとしている。そろそろ帰らないと…学校は休んでしまったけど。
何故か焦りわなく落ち着いていた。
今までで1番ホッとしている気もする。ずっとこの空間にいたい。もし李玖さんが帰ってくるまで此処にいたら迷惑だろうか…。出て行きたくない。
もしかしたらコレが好きーーってことなんだろうか?
自分でも分かるくらい赤面しているのが分かる。身体が暑い。ああ、マズい。絶対相手にされない。
桜田李玖さん…俺の好きな人。
どんな事をしてるんだろう。…色々話したいな。
李玖が作った朝ご飯に手を伸ばし味わいながらも何度も置き手紙を読み返し心を踊らせる少年蒼衣であった。
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