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すれ違い1-7
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客が帰り見送りをしてからもう一度綺麗に身体を洗い次の予約の客が車で部屋で待とうと自分専用の待機部屋に入る。
基本スタッフルームにいるのはトップ3以下ばかりで勿論。俺はトップだ。でも1番最初の客を取る時と夕方のスタッフが多い時には顔を出す。これでもスタッフとは交流を深めないといけないと思ってるし、相談を受けてあげたりもしてるわけで……?
ベッドが少し荒れている。
いつも従業員が勝手に綺麗に掃除してくれているのに珍しい。と首を傾げ考えていると部屋に一本の電話が鳴った。
『李玖さん。お疲れ様です。星川様がお見えになられて李玖さん専用ルームにお連れしたのですが…30分程したら飛び出で行ってしまって……引き止める間も無く……すみません』
「……ッ!あの子、来たんだ…そう」
じゃ、このベッドのグシャグシャは蒼衣がしたんだ?
ベッドに近付きシワになった所を撫でる。
「分かった。教えてくれてありがとう。所で会員登録とかして行かなかった?」
『それが……オススメしたのですが』
「いや、いいよ。分かった。ありがとうね」
電話を切るとベッドのシーツに顔を埋めた。
少し匂いがする。
「ふふっ、蒼衣……俺の事想像して一人でしたの?可愛いな……」
気付けば先程客としたというにも関わらず自分の股間が勃っているのに気付く。
コレは重症かも知れない。と内心笑いながら次の客が来てその部屋を出て行ったーーー。
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