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オーラ
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「やっぱり!オーラが物凄く揺れたから不安なんだろうな、ってわかったんだよ?」
(‥そういや葵さん、さっきからオーラがどうこうって……)
琴音が首を傾げてしまう。
「大丈夫、琴音は受かるよっ!」
葵はニコっと笑う。
面接する前にリラックスさせるためにそう励ましてくれているんだ、と思い込んでいる琴音はその心遣いが嬉しくて素直にお礼を言うと、葵は優しく微笑んでくれる。
そして厨房を抜けるとリビングとダイニングとキッチンがあった。
「…………すごい…!」
琴音は感嘆しまってすぐに声が出なかった。
リビングとダイニングの広さがはっきりいって半端ない。
リビングだけでも軽く五十畳ほどはある。
リビングの隣にあるキッチンとダイニングもリビングほどじゃないが、今まで見たことがないほどの広さだ。
しかも吹き抜けで天井には高そうなシャンゼリアが吊られていて、左端に螺旋階段があって二階に繋がっている。
ケーキの売り場からは、想像できないほどの広さとゴージャスさだ。
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