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「‥きっと都明さんがハマるぐらいなのだから楽しい世界なんでしょうね!バーチャルアイドルって。俺もやってみたいです!」
琴音にとって未知の世界のバーチャルアイドルの世界を味わってみるのもいいかもしれない。
きっと都明が夢中になるぐらいなのだからきっと面白いはず。
翠は驚いたように瞳を見開いて、それから笑った。
「楽しい、だって。きっと都明が聞いたら泣いて喜ぶぞ。でも本当に言うなよ。三日三晩カフちゃんについて語られるから。あれは辛かった…」
翠が何かを思い出したみたいに辛そうに首を振った。
その表情があまりにも辛そうなので、翠に何があったのかを聞くのをやめる。
(本当に好きなんだな…。都明さん)
都明がそこまで好きなものなら余計にバーチャルアイドルに興味が湧いてくる。
(…すごいな。あのパソコンの中には俺の知らない世界が広がっているんだな…)
「鏡さん、かーがーみさんっ、かーがーみさーんっ!宇宙一きーれいなのはだーれ?」
「‥?」
この弾んだ声は都明の横に座っている京だった。
京は手鏡を見て自分の顔を愛しそうに撫でている。
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