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一度
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スィエロのケーキは大評判で一度食べてしまうと、数日後にはまたスィエロのケーキが食べたくなって買いにいってしまう。
そしていつの間にかリピーターとなってしまう。
スィエロのケーキは魔性のケーキと世間では噂されるほど美味らしい。
女性客はもちろん魔性のケーキを求めてスィエロに来ているのだが、もう一つ目当てがある。
それはイケメン店員の三人。
そんな噂を翠から聞いて、ケーキを焼き上がるまで時間があるので厨房にある小さな窓から琴音と翠は売り場を覗き見していた。
琴音と翠の後ろには下を向いたままの花清がいる。
売り場には女性客で賑わっている。
(見事に女性客ばっかだ…)
「いらっしゃい」
「京っ!」
スィエロの店員、京がカウンター越しで女子高校生に声を掛けると、女子高校生は弾ける笑顔を見せる。
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