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「あ!店長、すみません。まだ子供達のご飯を作ってないんです‥。こいつが店長の知り合いが胡散臭いとか騒ぎ出すから」
弓木が明日真を指指す。
「だってっ!!!絶対にあいつ、胡散臭いってっっ!!!!バイトに住むところと食事を無料で提供してくれてる心優しい店長に何かあったらどうするんだよ、弓木!!いいか、店長を守ることが俺らの使命なんだ!」
「そんな使命、店長からしたら迷惑だろうが。そんな大事な店長の知り合いを胡散臭いって簡単に言うな!」
「結局、知り合いじゃなかったじゃねぇかっっ!!」
「胡散臭いかは店長が決めることであってお前が決めることじゃない!どっちかというと、お前の方が胡散臭いけどな!」
「ああん?俺のどこが胡散臭いんだよっっ!!?」
弓木と明日真が不毛な言い争いをし始める。
「あー。あ、あのっっ!!二人ともありがとうね。でも宇榮…、あの一見さんは宇榮原さんって言うんだけど、いい人だと思うよ?」
「駄目でーすっっ、店長〜!!騙されていますってっっっ!!!」
明日真が泣き真似をして言うが、弓木が本気で怒る。
「もうお前は帰れ!仕事の邪魔だ!!」
明日真の首根っこを掴んで弓木が怒鳴る。
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