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天敵が来た
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Mikado side
うへ、さっき社長から、ちゅーのOK?がでたからめっちゃテンション上がってる美門だよー。さっきすれ違った人に引かれた目で見られたけどそんなん気にしねぇ!でも、隣にいる社長が気にしちゃうから、俺はとりあえず口角を下げる。うへ、へへ←
「気持ち悪すぎる…さっさと顔戻せ」
「だって、社長が…デレてくれたんだもん」
「だもんとか、気持ちわりぃんだよ」
結局あれね、俺はなにしてもきもいのね、了解。でも、今は何言われても傷つかないメンタル持ってるわ。
挨拶回りが終わり、食事会がはじまる。まだ俺のライバルは来ていないようだけど…遅くね?んー、どうしたものだか…
「あっ、!…しゅ…じゃなくて、えと、深川社長…!」
「…こんばんは、上原夫妻。遅かったんですね…?」
「申し訳ありません。子供の世話があったもので。ね、貴方」
うぉい!?、なんで今くるん!?てか、こどもってなに!?はっ!?てか、社長のこと呼び捨てにしようとしたよね!?しかも、めっちゃ笑顔だよね!?未練ありすぎだろ!←
「上原夫妻、こんばんは。子供とは…はやいものですね?」
「あら、慶じゃない!やっだ、なにそれネクタイなんてしちゃって…似合わなぁい、とってあげようか?」
「あ?…触んじゃねぇよクソビッチ…、」
あ、やべ、本心が出ちゃったお☆やべやべ。まぁ、いいか。俺はとりあえず営業スマイルかますも、社長と元副社長は無言。なんなのぉ!?社長なんかいってやって!?
「上原副社長…お元気ですか、?我社から引き抜きがあるなんて信じられなかったですが…」
「え、あっと…げ、元気ですよ?そ、そちらは…?」
めっちゃぎこちない会話をしてた…社長可愛すぎね!?天使…じゃなくて!!より戻しかねないから邪魔しなければ
「上原副社長、お久し振りです。覚えてますか…?」
「あ、はい…!えと、美門部長さんですよね?懐かしいです…」
「はい。あ、お子さん元気ですか?今度お顔を拝見させてください」
「ちょっと、慶!私がいるのになに旦那に話しかけてんのよ!」
ビッチは黙ってろよ。←社長とラブラブしたいし俺とお前はもうなんの関係もねぇだろ。冷めきった中での付き合いしかしたことねぇよ
「すいません。旦那さんをお借りしてしまい…あ、社長。挨拶、まだしていない人いましたよね?行きましょう?」
「あ、あぁ…じゃあ、また…失礼します」
社長の顔色が悪い。きっと、前のこと思い出しちゃったんだろうな…俺はその場からすぐに社長を連れ出そうとした…のに!
「あら、私まだ深川社長とお話してないのに…お時間あったら、またお話しましょう?慶のことも聞きたいですし!」
「え、?はい…。わかりました、ではまた、」
何了解しちゃってんのぉ!?そこは俺のなんでって言ってよ!?まぁ、今は何も言わないけど…俺は社長の手を軽く握り、安心させるように微笑む。これで少しでも落ち着いてくれればいいんだけど…。てか、俺の元嫁きもすぎな。別れて新しい旦那がいるんだからもう来ないで欲しい。
「社長、大丈夫…?顔、真っ青。なにか飲み物…」
「いらねぇ、から…ちょっと、そばにいろ」
「わかった…って、離れる気は元々ないから。」
社長が弱ってる姿は見たくない。でも、支えてあげたいから…あの2人の天敵に二度とあいたくねぇ!
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