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番外編…メリクリっ、!(梓穏×陽斗Ver)
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(注意)この番外編では梓穏、陽斗が付き合ってます!ただし番ではありませぬ!
hinato side
今日は付き合って初めてのクリスマス。まぁ、イブ何だけど…明日は梓穏先輩が忙しいみたいで会えないの。寂しいけど別に今日会えてるし、我儘は言えない。それに明日は家族皆で過ごすから良いんだもん。
先輩と過ごすクリスマスはご飯とショッピング。その後に先輩のお家に行かせてもらえるみたい。両親が2人でお出かけしてるんだって。そう言えばお父さんとぱぱもだなぁ…。
昨日から決めていた服に着替えて待ち合わせの場所へと向かう。寒い、寒すぎて行きたくなくなったけどデートとなると話は別。いつもは帰りとかしか居れないから嬉しい。先輩もう居るのかな…。
待ち合わせよりもはやめに着いちゃいそうで何しようか悩んでたんだけど俺よりも先に先輩が見えた。かっこいいなぁ…ってそんなことを思ってたら女の子何人かに話しかけられてた。むかつく…。
「…梓穏先輩、」
「陽斗。遅い。って、まだ時間前か…すみません、連れが来たんで…」
「えぇ!?いいじゃないですかぁ、お連れの方も男性だし!ね、?すこしだけでもー!」
女の子って執拗い!やだって言ってるのに!それに、先輩も困ってる。先輩の腕におっぱいが押し付けられてる…。離れてよ…やだよ…。
Ωって、嫉妬心強い…から、今直ぐにでも女の子と先輩を離したいけど、でもでも…俺は自信がない。本当は梓穏先輩は女の子と居たいんじゃないかとか、女の子の方が好きなんじゃないか…とか。たくさん考えたけどわからなくて取り敢えず俺は先輩の手を握ろうとした。けど!!!女の子に邪魔された。
「ねぇ?良いでしょ?Ωのお兄さん?」
「なんでわかったの?えっと、女の人?」
「だって首に首輪ついてるじゃない!でも、番じゃなさそうだから…おともだちってとこかしら?」
…ひ、ひ、否定出来ない。俺達は恋人だけど番じゃない。お互い高校生だし…でもそれって駄目なのかなぁ…?
「俺には俺のペースがあるんだもん…」
「そんなのΩだからでしょ?ね、良いからこの人私たちに貸してよー、他の男共呼んであげるからー」
「っ、男が誰でもいいわけじゃない、先輩だからなの、もう、はやく…どっか行ってよ、」
泣きそうになって俯きながら先輩の服を掴む。初めての先輩も過ごすクリスマスなのに。なんで邪魔されなきゃ行けないの…?
「…ごめん、俺アバズレ女に興味無いから。はやくどいて。人口かわからないけど胸押し付けられたところで興奮するわけないだろ。」
「は、はぁ!?人口じゃないですし!?何言ってんの!?」
「どっちでもいいからそんなの。はやく退いて。邪魔。」
「顔がちょっといいからって良い気になってんじゃないわよ!はやく、皆行くよっ…!」
先輩が口悪いのは知ってたんだけどこれ程とは…。でも、少しだけ安心した。先輩、ちゃんと断ってくれた…良かったぁ。
「ごめん、出来るだけ面倒にならないようにしてたんだけど…。陽斗、大丈夫だった?」
「うん、ありがと…先輩、お口悪いねぇ…」
「はっきり言ってやっただけだっての。飯と買い物どっち先にする?」
「んっとね、お腹すいたからご飯食べたいなぁ…。」
「りょーかい。んじゃ、行きますか。」
そっと先輩が俺の手を握ってくれた。嬉しい。けど、恥ずかしい…。なんか、こう…しあわせ、だなぁ…。
ちなみに、俺が先輩にあげたプレゼントは…ふふ、秘密…。
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