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兄弟
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「ふーん。ってことは一番下なんだ海砂は」
「うん!お姉ちゃん1人とお兄ちゃん達3人だよ!」
「そしてお兄ちゃん達3人はこの学校にいると。すげぇわホント」
「えへへー」
ともにもお兄ちゃんが2人と妹が1人いるらしく、凄く親近感が湧いた!僕の周りには二人兄弟が多く、兄弟が多いあるあるが通じる子がいなかったから少し寂しかった・・・。
何て思ったりしながらともに話しかけようと口を開いた瞬間、
「海砂」
「え?あ、久兄ちゃん!」
「これからはほとんど毎日会えるね。さっそく友達も出来たみたいだし・・・嬉しいよ」
「うん!ともがいてくれて凄く良かったと思ってるよ!僕も久兄ちゃんといっぱい一緒にいられるの凄く嬉しいっ!」
そう言ってギュッっと久兄ちゃんに抱きつくと周りから小さな悲鳴が上がったが僕は嬉しさで何も気づかなくぐりぐりっと頭を久兄ちゃんの胸に押し付けた。
そんな僕の頭を撫でながら久兄ちゃんがともを睨みつけているなんて知らずに。
(本当に俺って損な役回りになりそうなんだけど・・・てか高槻先生こえーよ。)
*家族大好き末っ子と末っ子大好き長男と平和大好きとも
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