アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
わん
-
寮の階段を登りアーネルの部屋に辿り着いた。するとタイミングよく聖が部屋に入るところだったから話しかけた。
「聖」
「はい?って、あ、久兄・・・えと、」
「だから気にしないでって。ずっと一緒にいるなんて普通できないから仕方ない」
「うん・・・ごめんなさい、」
「ん、お前も可愛いねワンちゃん」
「・・・犬じゃねぇ」
落ち込んでいる弟に可愛いと思ってしまい気付いたら抱きしめていた。いつもなら抵抗する聖も今は大人しく俺の胸に頭を預けているのでしばらく頭を撫でていると周りがうるさくなってきた。
あー・・・ホント大人しく弟を愛でさせろよな
「ほら、入ろ。俺の可愛いワンちゃん残り2匹(と+α)が待ってる」
「・・・ん(ハイネ先輩可哀想)」
聖の肩を抱いて中に入る。靴を適当に脱いで何度か来たことがあるので把握しきっている部屋数の多い中を迷うことなく足を進め、寝室に着くとノックもしずに入る。
「あ、いらっしゃーいてんてーとマサクン」
「邪魔する、海砂と莉沙は?」
「ここだよ」
全裸のアーネルはいつもの事だから無視して声のする方に視線を向けるとベットの端で莉沙に抱きしめられながら眠っている海砂がいた。その姿に不安は感じられず逆に安心しきっている様に思えたので俺も一安心した。
一安心したからか目の前の弟二人がとても美味しそうな事になっている事に改めて気付いた。
混ざりたい・・・。
*安心している海砂と心配性な次男三男、まだ全裸のハイネにニタリと笑う長男
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
29 / 42