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ワンワン
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少し可愛い2人を観察していると、莉沙がこちらに気付いた。
「久兄!来るの早かったね、海砂はついさっき寝ちゃったよ」
「そうみたいだね。莉沙の温もりに安心したんだろ、すごく落ち着いてる」
「そ、うなのかな・・・そうだといいな」
腕の中で眠っている海砂の頭を撫でる莉沙はとても嬉しそうな顔をしている。俺と同じで莉沙も兄貴だから海砂の為に何か出来るという事がとても幸せなのだろう。まぁ、俺からして見ればした2人がお互いを求めて安心しきっている姿は天使でしかない。
「ふっ、可愛いなお前らは」
「な!海砂だけだろ!」
「いーやお前も可愛いよ。そして聖もな」
「っ!」
未だに罪悪感が残っているのかこちらに来ない聖に目を向けると寂しそうな顔をしていた。
あぁどうしてこうウチの弟達は可愛いんだよ。
「そんなとこ立ってないでこっち来いよ聖。海砂だって落ち着いてるし良かったじゃねーか」
「でも、」
「今回莉沙がいたし最悪な事にならなかっただろ?ならいいじゃん。早くおいでくそ可愛いな」
「久兄最後本音出てるよ」
おそるおそるこっちに来た聖は海砂の顔をのぞき込む。そして眠っている姿を見て安心したのかやっと笑顔を見せた。本当に俺ら兄貴は下の弟が可愛くて仕方ない。だって莉沙も聖と海砂を見て嬉しそうにしているんだから。
まぁ俺は3人全員可愛くて仕方ないだけど。
*落ち着いてる海砂と嬉しそうな次男と三男、そしてまるで獲物を捕らえたような目をしている長男と、その様子を写真でとるハイネ
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