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#3
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⚠︎R-18
▽レトルトside
未だに沈黙のまま、俺はキヨ君の左手を
自分の右手で握っていた。
もう…正直限界。
自分がいかに、おかしい事を言ってるかなんて
充分過ぎるほど分かってるんやけど。
理性が保てんって、こういう事やと、思う。
身体は言う事を聞かないままに
ちょっとした服の擦れでさえ疼いて仕方ない。
それに、早くめちゃくちゃにして欲しいとまで、
思ってしまっている。
はや……く…ことわっ……て
嫌なら、嫌って…
「いい、よ」
「……っえ」
う、そ……いいの…?
瞬間ドクリと、胸が高鳴った。
そうしてスイッチが入ってしまう。
「手コキぐらいなら…してやってもいいけど…
んと、本当にしていいの?……レトさん」
「…うん、して」
待ち切れない、と言わんばかりに
俺は勝手に身をよじらせた。
快感が、足りない。
「……じゃ、いくよ」
すっかり欲に染まった目でキヨ君は、
ベッドに寝そべる俺を見下ろした。
…その目、好き。
チャックをジリジリとゆっくり下ろされ、
もうどうしようもないモノが、露わに出てくる。
恥じらいなんて更々無くて、
ただただ興奮だけが俺を襲う。
こんな事ダメだって、そう止める力はここには無い。
「………あ…ぁ!!…うぁっ……ッハァ…!」
キヨ君の白くて細くて、でもしっかりとした手が
躊躇いも無く、扱き始めた。
「や……っ!ちょ…耐えらん……な…い!!」
「何か媚薬で感じやすくなってんの?
あ、普通に興奮しちゃって感じまくってんの?
……っは、やらしーね」
「…んな……!!
媚薬の…!せいに、き……まって…んんぅ……」
「…レトさん、声甘過ぎ」
「ん、んむっ!!?」
散々言われたかと思った途端
唇を、キヨ君に塞がれた。
まさかされるとは思ってなかったもんだから、
当然耐性は無い。
羞恥心が湧き上がってくるのと同時に
媚薬にヤラれたおかげで、ビリビリと刺激が
全身を襲う。
……濃厚で、頭がクラクラする…!!
「ん、んん!!んっう……!」
「…」
手馴れてる。
キヨ君はベッドに膝立ちしたまま、
寝てる俺にキスしてるのにこの余裕…
う、かっこ、いい。
「……っく、ッハァ…!!
こ、この……!!急に…っ!」
「顔、言う割に赤くなってるけど?」
「ふぇっ!?」
思いっきり顔を両手で隠してしまう。
こんな顔、見られたくない…
羞恥心が、本来とは別の所に働く。
「……なーんかメスって感じ。
エロくていいじゃん」
一言一言、キュンときてしまう。
俺の身体は実に素直で、モロに反応してしまった。
「い、イク……ちょ、……んんぁっ…」
「……どうぞ、レトさん」
ニヤリと満足げに微笑みながら、
でも、まるで執事の様な安心できる笑みをたたえていた。
その何とも言えない表情を見た瞬間。
俺は、さも当然のごとくイッてしまった。
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