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#6
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⚠︎R-18
▽キヨside
……何でだろ。
何で、俺、これで良かったはずなのに…
「あ"ーースッキリしねぇんだよ…」
俺の目の前では、すやすやと気持ち良さそうに
丸くなって寝ているレトさんがいた。
どうしようもなく頭を抱えて、
そして自分の下半身を見て、俺は深い溜息を吐いた。
だって、こんなのアリかよ…
どう考えてもナシだろ、絶対に。
どうしてこうなったか、理由は簡潔に言うと
"媚薬の刺激が強いあまりに、気持ちよくなり過ぎて
気を失い、そのまま寝てしまった"
…………
話は数十分前に戻る。
淑やかな香りが、すっかり充満した部屋。
程々に広く、ベッド一つ置かれただけのそこは、
すっかりラブホテルの一室に様変わりしていた。
その空気に呑み込まれて、
俺はとっくにその気になっていて。
俺がうつ伏せになっているレトさんの後孔に、
指をそっと当てがう。
「……ん、あぁ…」
それだけで少し腰を浮かせたレトさんに、
すかさず畳み掛けるように、指を二本奥まで挿れてやる。
温かくて柔らかい。
想定していなかったんだろう、レトさんは
驚きで、「…っ、ぁ……」なんて声しか出せていなかった。
結構、可愛い。
さすがに初めてだよなぁ、レトさんもこれは…。
慣れてないって感じが出てて、いい。
せっかくだし、前立腺の辺りでも探してやるかな。
指を曲げながら、一応優しめにゆっくりと動かす。
男の中なんてもちろんよく分かんねぇし、手探りだけど。
異物感があるのか、うめいている声の主なんて
お構い無しに弄り回す。
……見つかんねぇもんだな…
「………ぅあぁ!?!」
突然、レトさんは腰を大きく反らせて喘ぐ。
…ビーンゴ。
自分自身でも分かるほどに、俺はニヤつく。
人の弱点が分かった瞬間ってやっぱ楽しいわ。
特に、レトさんね。
「…やっ……はぁ…あぁあ…!!」
くいっと人差し指と中指で押すと、
それはそれは甘い喘ぎ声を上げる。
レトさんは元から声が高めの方。
余計に女らしい声になってて、ゾクゾクしてくる。
こんなとろっとろの奴に、これから挿れるとか……
やばい、下が限界。
犯したい。この中に、挿れたい。
「ぁう、う……!」
ズルっと指を一気に抜く。
抜いた理由は単純。
「なぁレトさん。
俺も気持ちよく、なりてぇなって思うんだけど?」
レトさんの背中を見下ろして、俺は言うと
彼は「…いいよ」なんてぽそりと承諾した。
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