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「 なっなっ、何だよそれっ!!」
俺は思わず声をあげた。
目の前にあるモノがあまりに衝撃的で信じられなくて、今まで薬でボーっと霞みがかっていた頭も一気に吹っ飛んで元に戻っていた。
いや、多分頭の片隅ではわかっている。
だけど受け入れられない自分がいる。理解してしまったら、受け入れてしまったら色々終わる気がするからだ。
若干顔色が悪くなった、俺に蘇芳は片眉をあげ何を言っているんだという様な顔する。
「 何って、ペニスだ。お前にもついてるだろう?」
俺は思わずギョッとしながら、蘇芳の顔を見つめる。
「 うっ!嘘だっ!!」
またも叫ぶようにそう言いながら青ざめる俺は、力の入らない体をどうにか動かし少しでも蘇芳から離れようと上へと這いずる。
そんな俺に蘇芳は眉を寄せながらフンと鼻を鳴らした。
「 嘘なものか。そんな事で嘘などついてどうする。」
「 だっ、だった普通そんな、、ッ!!」
「 デカイわけないって?」
蘇芳のモノを見て明らかにうろたえている姿が面白いのか、ニヤリと笑いながらそう言った奴の悪い顔といったらなかった。
蘇芳はまるで俺に見せつけるようにその長大なモノを上下にしごき上げる。
思わず凝視してしまうほどのソレは長く太く、珊瑚色をしていた。
元々は無かったはずの場所からソレは生えていて、よくよく見てみれば人間のそれがあるのと同じ位置の鱗の辺りに縦に溝があり、そこから生えているようだった。
さっきまではなかったからきっと普段はしまわれているのだろう。
人間のそれと見た目や形的には大差ないが長さはデカイやつの倍は軽くあるし、それにとても太い。幸いなのは色が驚くほど綺麗なことか。
これで気持ちの悪い色をしていたら俺はきっと色々立ち直れなかった。
そんな俺を他所に蘇芳は何でもないように話し出す。
「 お前達人間からしたら俺達のモノは驚く程デカイらしいな。まあ、お前と前の人間くらいしか知らないが確かに小さい。本当にそんなんで繁殖できるのか?」
蘇芳の小さい発言に我に返った俺はキッとその瞳を睨みつけ怒りのまま叫ぶ。
「 小さいっていうな!!俺は普通だっ!!人間はこれで充分繁殖できんだっ!!てめぇーのがおかしいんだっての!!」
蘇芳は俺がてめぇーと言った瞬間、ピクリとも瞼が痙攣する。
「 ほぉ、それで平均なのだとしたら人間とは実に可哀想な生き物だな。」
俺のモノをチラリと見た後、鼻で笑い小馬鹿にするような笑みを浮かべそう言う蘇芳に、俺の顔にカァっと血が集まる。
確かに俺のモノは一般的な同い年の人よりも小ぶりで、とても平均的とは言えない。
見栄を張ったのが蘇芳にはバレているようで、その上で馬鹿にされたようだった。
あまりの恥ずかしさに顔を隠してしまいたかったがあいにく手は蘇芳の紐により固定されていて全く役に立たない。
「 うるさいっ!お前が、お前が変なんだっアッ!?」
何を言っても負けではあるが、何か言い返したくて口を開けば、急に足を掴まれ下へと引きずられ元の位置まで戻された。
そしてガバリと両足を開かされる。
「 なっ!何すんだっ!!」
「 何って、、わかっているだろう?何のためにココをほぐしたと思っているんだ。」
「ンァッ、、、、!!?」
抵抗しようとしたが力が入らず、怒る俺を無視して、蘇芳はさっきまでその指が入っていた所を中指で円を書くようになぞる。薬がまだ効いている俺の体はその感触に敏感に反応してしまった。
羞恥に真っ赤に染まる俺の姿を見て蘇芳は満足そうに笑いその指をまたも中へと侵入させてくる。
「 おいっぁッ!!やめッ〜〜ァァッ!!」
抵抗の言葉も虚しく、一本だった指が一気に二本に増やされると、先程散々いじられたイイ所とやらをまたも攻め立てられはじめた。
このままじゃマズイ、それだけはわかるのに。俺だって男。これからどうなるかくらいだいたいだがわかっている。
それだけは本気で勘弁して欲しいし、逃げ出したいのに、どうしても体に力が入らない。
〝イイ所〟ってのが俺から思考も逃げるための力も、色んなものを奪っていく。
俺はただ蘇芳に翻弄され喘ぐだけだった。
「 アッ!!ンァァァッ〜やめっ!!ヤァァッ!!」
イキたいのにイケない。しんどくて生理的な涙が自然と目の端から流れていく。
すると蘇芳がそれに気づいたようで、空いている方の指で俺の涙を優しくはらった。
「 大丈夫だ、だから泣くな。」
俺は何が大丈夫なんだと悪態をついてやりたかったが、口から出るのは情けない喘ぎ声ばかりでどうしようもなかった。
そして、散々俺の中を掻き回した蘇芳の手が突然止まった。嫌な予感しかしない。
「 そろそろいいな。充分ほぐしたから俺のも入るだろう。俺ももう待てん。」
蘇芳は浅く息を吐きそう言うと、たぎって天を向くそれを支えながら俺の穴に押し当てた。
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