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The wing which died surely turns into love
呼吸すらも奪う交わり < Side H
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翼を体内へと収めた月香の身体をベッドへと横たえ、正面から穿つ。
身体には、触れられるのに。
あられもない姿を曝してくれるのに。
オレは、月香の心に触れるコトは、出来ない。
抉るように、何度も腰を振るう。
ゴリッと奥を抉り上げた瞬間、月香のペニスから白い粘液が飛び散った。
それでもオレは、手を休めたりしない。
右手の中に収めた月香のペニスを、萎れかけるそれを、煽るように扱き上げる。
根元まで収めたペニスで、月香の内壁を捏ねるように腰を回す。
「ゃ……、ぁっ………」
小さく反抗するように上げられる声は、熱に掠れる。
カリ首を引っかけるように、月香のペニスを手で扱き上げる。
結合部から響く、ぐぷぐぷと鳴る粘着質な水音は、耳から身体を犯していく。
もう入らないというように手を突っ張る月香に、更なる奥地へと侵入するように、ぐっと腰を押し込んだ。
「ひっ……んっ…」
気持ちが良いというより、苦しげな音がする。
月香の喉が、ひゅっと小さく鳴った。
悲鳴にも似た月香の喘ぎと供に、無色透明の液体が弾けた。
奥を穿つ度に、弾ける液体。
「ゃっ…、くっ………」
月香の身体が、ガクガクと小さな震えを纏う。
前立腺を押し潰すように、内壁を抉るように、穿つオレに呼応するように、月香は透明な液体を何度も噴き上げた。
「ぁ、くっ……ぅ………」
腹もシーツも濡れそぼる頃、やっと気がつく。
月香の呼吸音が、短く小さく吸い込むだけに、変わっていた。
やり過ぎた……。
月香の中にペニスを奥深く埋めたまま、苦しげに歪むその顔に指先で触れる。
オレの指先の感触にすら、月香は意識を向けない。
月香は、息を継ぐことに、意識の外で必死になっていた。
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