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The wing which died surely turns into love
オレに透ける音里の姿
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何度も、口づけを交わす。
「ふ………ぁ…っ」
絡まる舌に、唾液が、月香の口の端から零れ落ちる。
それでも、月香は、小さな吐息に塗れながらキスをせがむ。
月香の中を抉るように腰を揺らしながら、下唇に、上唇に、啄むように小さく歯を立てた。
「ふぅ……ん、…っ」
きゅっと締まるアナルに、月香の身体が、ひくりと震えた。
びゅくっと吐き出された月香の精液に、腹が白く染まる。
それでも月香は、オレを求めた。
「可愛いね、……月香」
手放しで甘えてくる月香は、堪らなく愛おしい。
その先に居るのが、オレではないコトは、延々と胸を締めつける。
いつもなら、苦痛と恐怖に塗れた瞳がオレを見やり、その手は触れるだけで決して縋るように掴んでは来ない。
なのに。
どんなに攻め立てても、月香から恐怖や苦痛は感じ取れない。
その手は、オレを求めて止まない。
ただ貪欲にオレを…、音里を、欲した。
伸びる手に、指を絡め繋ぐ。
唇を合せ、口腔内から月香を犯す。
腰を振り、奥へと自身を打ちつける。
強請るように蠢く内壁に、嬲られるように腰から、ぞわりとした快感が這い上がる。
視覚から、聴覚から、触覚から…、あらゆる感覚が刺激され、吐き出したい欲求に心が支配されそうになる。
「くっ……ぁ、出、そ…」
勿体ない気持ちに、その感覚を静めるように動きを止めた。
動かないオレに、月香は、強請るように腰を振る。
「んぅ…………」
目尻を赤く染めた潤んだ瞳は、誘うようにオレを惑わせる。
「………っ」
きゅんとオレを締めつける月香のアナルに、心が飲み込まれるような感覚に、白濁を吐き出していた。
欲望を吐き出しても萎えないオレのペニスに、精液を染み込ませるように、内側からマーキングするように、腰を振るい塗りつけた。
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