アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
6*
-
それでも迅玄は、御守椰を苛めるのを止めようとしない。
強弱をつけ、奥や入り口も隅なく擦る。
ソファーの上で四つん這いになっていたはずの御守椰は、手に力が入らなくなったようで、腰だけを高くあげる体勢になっていた。
しかし、全体重を支える両膝さえ、足の震えで崩れさりそうだった。
「あ"っ、も…やめっ……は、ゃくろぉ……!」
快感に浸されぐずぐずに蕩けた御守椰は、力のない声で、痺れを与え続ける手の持ち主を呼ぶ。
元々柔らかい体つきなのか、腰を突き出しているにも関わらず足は肩幅よりも開かれていた。
「あーあ、どろどろだねぇ海熾くん」
名前を呼ばれ、御守椰の体がほんの少しだけ震える。
御守椰の背後から覆い被さる迅玄は、笑いながら、指を引き抜いた。
「焦らしすぎた?」
迅玄がくつくつ笑う。
御守椰は、意識が飛んでしまう一歩手前まで来ていた。
「ん……ふ、ぇ?」
御守椰は無くなった圧迫感に安心いていたが、それも束の間。
迅玄の大きく反り返った欲が、なんの前触れもなしに御守椰の後孔を突き刺した。
「う"っ……ふッ、ぁ"ああぁあっ!?」
「っあー、やばいな………持ってかれそ」
迅玄が少しだけ腰を揺らす。
それだけで御守椰は、全身を震わせて泣き喚いた。
苦しさと痛みが、下半身から競り上げて来て全身を支配する。
何度懇願しても終わらないその行為に、御守椰の胸が、何故かズキズキ痛んだ。
「やっ…ぐっぅあああっ!!はふ、あっ…いやぁああッ……っ、ごくなァ!」
「あっはァ、無理…だねっ!」
思い切り突かれて、御守椰は悶えるような呻き声を発する。
腰は既に崩れ、迅玄が腰に添える手だけでバランスを取っていた。
「ん"ーーっ!!くっ、ぅんっ……あぁああっ!」
「っ…ねえほら、こっち向きなよ」
迅玄に顎を掴まれ、御守椰は力なく振り返る。
そこにあったのは迅玄の顔……ではなく、スマートフォンのレンズだった。
――カシャッ
「…ぇ…なっ!?ぁっ…お、いっ!!」
「あらら、やっぱりスマホは画質悪いねぇ」
突然響いた電子音と笑い声に、御守椰の頭は一気に覚醒した。
撮られている。
このあられもない姿を、形に残されている。そう思っただけで、御守椰の体から血の気が引いた。
涙に混じって、冷や汗がダラダラと流れ出す。
「殺せば来るんでしょ?」
「はっ……お、ま…やぁあっ!あっ、あぁ…なにいっ、て……ひゃあんっ!」
迅玄は腰をグラインドさせながらも、液晶画面に浮かんだ保存の文字をタップした。小さくピコンと音がなり、写真はデータとして取り込まれた。
「そりゃ、ホントには殺せないけど…さァ!」
御守椰を振り返らせたまま、迅玄は笑う。
「きみの社会的地位を『殺す』ことなら、いくらでも、出来る訳。ね?」
一層強く最奥を突かれ、御守椰はそのまま意識を手放した。
.
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
6 / 19