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そして放課後。
空模様は昼間の天気から一変、窓の外が見えぬほどの土砂降りになっている。
御守屋が第2指導室の戸を開けると、満面の笑みを浮かべた迅玄がソファーに腰掛けて、低い机に頬杖をついていた。
「……キモッ」
「うるさいよ。取り敢えず座って」
迅玄は有無を言わせない口調で御守屋に座ることを促した。
御守屋は荷物を放って渋々ソファーに腰掛けたが、補習とは違う用事でここにいる事が気に食わないらしい。
「補習じゃないなら帰る」
「写真、誰に送りたい?」
「……チッ……用ってなんだよ」
御守屋の態度の変わりように、迅玄は本当に良いものを手に入れたと喉で笑った。
御守屋は腕を組んで不貞腐れ、窓の外に視線を逸らす。
「これね、きみの1年の時の学年末テストの結果。」
「っ……」
机の上に差し出されたA4版の紙に、御守屋が少しだけ反応した。
迅玄はそれを見逃さない。
「普段のきみから、こんな点数を取るなんて考えられないんだけど……――何したの」
「……何もしてない」
迅玄にとっては想定内の返答。
特にこれと言った反応も見せず、表情を崩さぬまま立ち上がり、御守屋を押し倒した。
「っ!……やめろっ」
そう言うものの、写真をばらまかれることを恐れているのか御守屋はあまり抵抗しない。
「やめて欲しいなら俺のこと殴れば?俺は何したか聞きたいだけ」
「だって、そしたらお前がっ……ぅあっ!?」
御守屋のシャツを肩まで捲り上げた迅玄が言葉をせき止めるように、小ぶりな乳房を舐め上げた。
「わかってるじゃん。あ、それともアレ?怖がるふりして実はシて欲しい?」
「ふっ、ぁ…ざけんなよ変態っ」
「お前もな」
前回のように押さえつけてはいないものの、いま御守屋を縛るのは脅迫という強い縄だ。
それを絡めるのも迅玄なら、解くことが出来るのも迅玄だけ。
悔しそうに唇を噛んでこちらを睨む御守屋に、迅玄は身体を奮わせた。
右手で御守屋のモノを擦りながら、左手で左乳首を、更には口で右乳首を、愛撫とは程遠い荒々しさで攻め立てていく。
「んぅっ、くっ、ふ……ぃ、ああぁあぁっ!やだっ、それやめろっ…やっ!」
「……へぇ、ココ噛まれて感じんの?御守屋くんは不良のくせにマゾなんだ」
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