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3 sideラウト
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大砲の腕で昼寝をしている男に、おーい船長ー、と男が呼びかける
?「……んだよ、人がせっかく気持ちよく
昼寝してんのによー…何か用かレイリス」
レ「ありゃ、御機嫌斜めだねーラウト?」
知っててやってんのによく言う…
レ「これからの行き先を聞いてないから
次は何処に行くつもりななのかなー?って思っただけ」
ラウトは、あー…と言ってレイリスを見た
ラ「決めてねぇ」
てか、この辺で知らない島なんてもうねぇしなー…
レ「そうだろうと思ったよ。……皆ー!
行き先は予定通り港に決定したよー!
だから、この後は宴ねー」
レイリスがそう船員に伝えると、船の上は一気に騒がしくなった
ラ「はあっ!?」
レ「元々食料も酒も水も少なかったんだしイイじゃん」
驚いて起き上がったラウトにレイリスはニヤリと笑ってそう言った
ラ「お前の本当の目的は違うだろ」
新しい地図と武器だろ
レ「ありゃ、やっぱり分かる?」
当たり前だろ
ラ「いつから一緒にいると思ってんだ」
レ「10日前?」
ラ「アホか」
レ「ウソウソ。10年前からでしょ
ちゃんと覚えてるから怒んないでよ」
船員「レイー。宴ってことは無礼講ー?」
2人から離れた所にいた少年がレイリスにそう聞いた
レ「当たり前だよ、シュカ
無礼講じゃない宴なんてつまらないからね」
レイリスの言葉を聞いて甲板にいる船員は喜びの声をあげた
シュ「よっしゃ!さっすがレイ!
早速皆に教えよっと!」
元気なヤツ…
甲板の下に走って降りて行くシュカを見て、ラウトはそう思った
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