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8 sideラウト
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船が港に入り皆それぞれ行動を開始した
ラウトは特に欲しいものなどなくブラブラ歩いていた
そういや、この島の裏の方ってどうなってんだ?
ラウトは不意にそんなことを思った
ラ「特に何もねぇし、暇潰し行ってみるか…」
暫く歩き、ラウトが街を抜けようとした時だった
チンピラ「おい、兄ちゃんちょっと待てや」
ラ「あ?」
ちっ…面倒だな。1、2、3…5人か…
チ「お前、あの海賊アミークスの船員だろ?」
ラ「…ああ、そうだが?」
俺が船長ってのはバレてねぇみたいだな
チ「これやるからよ、船長の特徴とか弱みとか
教えてくんねぇ?」
ラウトは差し出された袋を受け取り中を見た
へぇ、金貨5枚か…
ラ「生憎、自ら自分を売る趣味はないんでね
この話は断らせてもらう」
チ「なっ!?お前がアミークスの船長ラウトか!」
ラ「だとしたら?」
チ「殺す!」
そう言った男はナイフを片手に襲いかかってきた
ラ「っと!危ねぇなー」
チ「うるせぇ!死ね!」
ラ「俺お前に何かしたか?」
ラウトは最初に襲ってきた男を始め、残りの男の攻撃を避けながら確実に1人ずつ剣の峰の方で沈めていった
チ「ゔっ…」
チ「お前俺の女に手を出しただろ!」
ラ「えーっと…」
正直どんなヤツか覚えてねぇよ…
ラ「何処で犯ったヤツか分からねぇんだけど…」
港に降りたら大体犯るか、ブラブラするかだしな…
チ「ぐっ、カハッ…」
ラ「束になっても勝てないヤツが何言ってんだよ
根性叩き直してこい、話になんねぇ」
そう言ったラウトの足元には動けなくなった男達が転がっていた
ラ「あと、俺の弱みが知りたいなら今の10倍の
金貨を持って来な」
ラウトは踵を返しながらそう言い捨てた
ラウトが立ち去って少しした頃。1人の男が呻き声をあげながら既に小さくなったラウトの背中に向かって言った
チ「クソッ…絶対殺す!」
そう叫んだ男の手には一丁の銃が握られていた
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