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……あ、れ…僕は……そうだ、ラウトと……
カ「…意識、いつの間にかなくなったんだろ…?」
辺りを見渡し、この部屋にラウトがいないことに気がつく
外も暗いし…結構な時間眠っちゃったみたい…
とりあえず、服を着ないとね
カイルはベットから降りて、床に脱ぎ捨ててある自分の服を手に取る。それを頭から被り、ラウトを探すために部屋を出た
甲板に行けば見つかるかな…?
ひたひたと裸足の足で通路を進む
そういえば、他の人とも話さないとな…。友好関係的な?
ガチャッ
ひっ!
船員「あれ、カイルさんじゃないっすか!」
カ「あ、…どうも」
考え事をしながら歩いていると、通路の途中にある部屋か何かの扉が開き、船員が現れた
船員「アレから結構な時間経ってるけど、身体の方は
大丈夫なんすか?船長、絶倫だからさぁ」
この人いきなり何っ!?
カ「別に。ほら、この通り普通に歩けてるし」
船員「そりゃ確かに
…おっと、自分名乗ってなかったっすね
自分は、オスカーって言います。船長命令でカイルさんの
護衛をさせてもらうことになったんで、
以後よろしく頼みますわぁ」
カ「そうなんだ。よろしく」
まぁ、気疲れしなくてよさそうだしいいか
オ「船長は今レイリスさんと話し込んでるんで、
船内の案内と、主な役職の奴の顔見せをした後に
船長の所へお連れします」
歩けます?と聴いてくるオスカーにカイルは、大丈夫と答え、船内の案内をしてもらう事にした
オ「ここが調理場です
飯食いたい時はコイツに頼んでください」
ヘ「ヘンリーだ。よろしく」
カ「よろしく」
カイルは差し出された手を握って握手をした
その後は武器庫や貯蔵庫、船員の寝る場所など案内された
この部屋は…
カイルが立ち止まったことに気がついたオスカーは、カイルの視線の先にある扉を見て、そこは、と話し出した
オ「そこは医務室っすね。船医はハイドラっつー名前です
そこはあとで船長と一緒に行きましょう」
カ「どういうこと?」
オ「すいません。船長命令で今すぐは答えられねぇんすわ」
カ「今はってことは、あとでなら教えてくれるってこと?」
オ「はい。船長が直接伝えるからと言ってたんで」
カ「ふーん。わかった」
教えてくれるなら…まぁ、急ぎじゃないし後でもいっか
そんなことを考えていたカイルは、オスカーが医務室内の状態を考え、少し渋い顔をしていたことに気が付かなかった
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