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レ「さて、十分イチャイチャしたようだし、今日は
それぞれ準備して寝ますかね
飯は皆各自いつも通り食べるように言ってるから」
あっ、僕ったらまた…
カ「ごめんね、レイさん
ラウト、今からヘンリーさんのとこに行ってもいい?」
ラ「あぁ。俺もお前と一緒に食うわ
レイ、俺は飯食ったらいつも通りだから、何かあったら来い」
レイリスは了解、お先にと言って紙束を抱えて部屋から出て行った
カ「さて、僕達もご飯食べに行こ」
ラ「そうだな」
カ「ちなみにだけど、果実はあったりする?」
ラ「じじぃが買ってればあるな」
じじぃ?
カ「…うん、わかった」
メリナがあったらいいなぁ…
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
カ「ヘンリーさーん」
へ「おっ、飯か?」
カ「そうそう。」
へ「2人分な。作るからちょっと待ってろ」
そう言うヘンリーに対し、カイルは声をかける
カ「あっ、僕果実を食べるんだけどあったりする?
なければ穀類や植物でかまわないんだけど…」
へ「それしか食えねぇのか?」
カ「魚は共食いっていうか…
友達を殺して食べるのは僕には無理
それ以外は大丈夫だと思うけど食べたことはないかな」
へ「ってことは肉や油は摂ったことねぇってことか…」
カ「そのうち食べてみたいけど、明日は色々あるから
いつもに似た物がいいかな」
カイルの言葉に、あいよ、とヘンリーは返事をしてラウトに顔を向ける
へ「船長はいつも通りで?」
ラ「ああ。それで頼む」
ヘンリーは了承して調理を開始した
ラウトとカイルは椅子に座りながら出来上がるのを待つことになった
ラ「思ったんだけどよ」
カ「ん?」
ラ「お前って何か好物あるのか?」
カ「甘いものが好きかな
その中でも、メリナって言う果実は好きだよ」
ラ「甘いものな。俺もよさげなもの…あっ」
ラウトは何かを思い出したのか、少し考えてからカイルに切り出した
ラ「カイルは蜂蜜って知ってるか?」
カ「ううん、知らない。話の流れからして、それ甘いの?」
ラ「そうだな。柔らかい感じの甘さがある。
ミツバチって虫が花の蜜を集めてできたものだから」
カ「へー。それは気になるかも」
ラ「じじぃ!蜂蜜別皿でこいつに頼む!」
肉を焼くヘンリーにラウトはそう声をかけた
へ「あいよ、船長」
じじぃってヘンリーさんのことだったんだ…
カ「なんで、じじぃなの?」
ラ「俺より年取ってるから」
へ「あほ」
ラウトの頭に振り下ろされた木べらがゴスっと鈍い音を立てた
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