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55 sideラウト
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ラウトはすぅすぅと寝息を立て始めたカイルの額にキスを落とし、自分のモノを引き抜いた
カ「んっ……」
ラ「そんな声出すなよ…またヤりたくなっちまう…」
そう言って頬を撫でた
ほんと…可愛い顔してるよなぁ…
ラウトはまじまじとカイルの顔を見つめる
肌も綺麗だし…
そう思いながらカイルの体をなぞると、スベスベの肌は汗やら精液やらでベタベタになっていた
…拭いてやらねぇとな
ラウトはベッドの横に置いてあった飲み水で布を濡らし、カイルの体を拭き始めた
ラ「ふっ……無防備…」
体を拭くために腕を持ち上げたり、体勢を変えたりしてもピクリとも動かずに寝息を立て続けるカイルを見てそう呟く
ナカも掻き出してやんねぇと
ラウトは自分の指をカイルの秘部に埋め込んだ
カ「ぁっ…」
グチグチと音が鳴り、カイルの体がビクリ動く
ラ「……こりゃ、自分で抜くしかねぇか…」
自分の性欲の強さに初めて呆れたラウトだった
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
よし、綺麗になったな…
ラウトは自分の熱を治め、カイルの体を拭きあげた布を床に投げ捨てたあと、脱ぎ捨てた服を着た
そして、カイルから貰ったアクセサリー類がちゃんと身についていることを確認して、酒瓶を片手に部屋を出た
船員の鼾やアクセサリーの擦れる音、自分の足音しか聞こえない船内を歩く
その行先は甲板だった
ラウトの頬を海風が撫でる
さて、どこで飲むか…
シュ「せーんちょ。寝ないの?」
ラ「今日はお前が舵番か」
シュカになら、聞いてみてもいい…か…
シュ「そうそう。んで、寝ないの?」
ラ「まだ暑くてな」
シュ「あー、確かにすっごいお楽しみだったからねぇ」
シュカはラウトを見ながらニヤニヤと笑う
ラ「そうだな。カイルには言うんじゃねぇぞ」
シュ「えー、どーしよっかなぁ」
ラ「そうかそうか。酒はいらねぇか」
そう言って手に持っていた酒瓶をシュカの顔の前でチラつかせる
シュ「絶対言いません!」
ビシッと敬礼をするシュカを見てラウトは、現金なヤツ、と思っいながら笑った
ラウトは栓を抜き、酒を口に含むとシュカに手渡した
シュ「もーらいっ♪」
シュカはガブガフと遠慮なく酒を飲む
ラ「なぁシュカ」
シュ「ん?」
ラ「お前は俺が自分の弱みを作ったことをどう思ってる」
今までのラウトは、人質やら人間関係やらで面倒事を作らないために、仲間以外の特定の人物との関係を作ることを避けてきていた
だが、今回「カイル」と言う特定の相手と関係を持ったことに、仲間はどう思っているのか知りたかったのだ
シュカは、んー…と唸りながらまた酒を飲んだ
シュ「反対かな」
ラ「そうか…」
まぁ、自分の弱点を自分で作ったようなもんだからなぁ…。そりゃ本音は反対か…
シュ「カイル君がラウトをダメにするような弱みなら
嫁とか言ってないでさっさと別々になって欲しいね」
でも、とシュカは言葉を続ける
シュ「ラウトが強くなるための活力剤になるなら賛成だね」
シュカはそう言って酒瓶をラウトに差し出した
ラ「活力剤、か…そうか…」
確かにカイルは俺の弱みであり、強みでもあるな…俺自身がどう捉えるかの問題ってだけだったんだな
ラウトは酒瓶を受け取りグイッと残りを飲み干した
シュ「解決した?」
ラ「ああ、ありがとな。今度街に降りた時は俺の奢りな」
シュ「ラッキー!たくさん食ってすっからかんにしてやる」
ラ「あほ。んじゃ、後はよろしくな」
シュ「了解、船長。いい夢をー」
ラ「ああ」
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