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好物
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少しだけ怒ってその場を離れようとしたら、
腕を掴まれた。
驚いて掴んできた人を見てみると、藍原くんで。
永遠『俺の分けてやるから食えよ。』
刹那『そんな、悪いよ。』
それでも離してくれる感じはない。
それどころか、少し力が強まった。
永遠『…俺がいなくなったら食うか?』
刹那『え…?』
永遠『俺が、一緒じゃなかったら、成弥とならちゃんと食うか?』
何となく、藍原君の表情が少し悲しそうに感じる。
勘違いしてるのかな?
僕が藍原くんを嫌で何処か行くと思われてるのが嫌で此処に居ることにした。
刹那『本当に、僕もここにいていいの?』
永遠『当たり前だろ。』
刹那『じゃあ、お邪魔します…。』
何故か二人に囲まれるように座る。
永遠『これくらいなら食えるか?』
小さめのお弁当箱を差し出してくれた。
受け取り、中を見てみると…
刹那『おむらいすっ!?』
成弥『すごいやろ!それ永遠がつくったんよ!』
刹那『うん!すごい!美味しそう… 』
実はあんまり食べれないけど、好物はオムライス。
永遠『んな凄くねぇよ…食える分だけでいいから。』
刹那『ありがとうっ、オムライス大好きなんだ!』
永遠『そうか。』
成弥『ごっつ嬉しそうやなぁ♪』
永遠『あぁ…。』
それから真剣にオムライスを頬張った。
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