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羨ましい
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うーん。
刹那『2人からしたら詩輝さんって、怖いの?』
親しそうなんだけど…
嫌そうな顔をして答える。
永遠『怖いっつうか…まぁ、な。
少しでもヤンチャしたら拳骨来るしな。』
成弥『せやな…あれは冗談でも痛くないとは言えんわ。』
詩輝さんが拳骨…?
2人は一体どれ程のヤンチャをしたのか。
普段、詩輝さんは僕に嫌というほど甘いからわからない。
でもそんな怖がってる2人と詩輝さんの関係が羨ましかった。
刹那『いいなぁ…。』
ふと声に出してしまっていた。
成弥『へ?』
永遠『何がだよ。』
刹那『僕、詩輝さんに叱られたことない。
甘やかしてくれる詩輝さんも好きだよ?
…でも2人みたいにヤンチャして怒ってくれるのも羨ましい。』
昔の親も僕に無関心だったらしいからな、
…記憶ないけど。
成弥『せっちゃん、叱られるようなことやらなさそうやもんなぁ。』
永遠『俺がすっごい怒ってやるよ。』
刹那『それはそれで嫌w
理不尽に怒られそうだし!』
永遠『は?』
それから賑やかに話してまた教室に戻った。
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